構造化分析設計・オブジェクト指向分析設計

期間 片方)2日 両方)4日 時間 9:00~17:00 定員 12人

 

概要

分析設計を行わずにソースコードを作ると、巨大な関数・ファイル/クラス、クローンコード、グローバル変数などを作りこんでしまうリスクが高くなります。その結果、保守性が低い、維持管理コストが高くなるソフトウェアになってしまいます。また、要件定義~方式設計~詳細設計~実装の間のトレーサビリティを保つことができず、「なぜ、こういう造りになったか?」「このバグは他の機能に影響しないか?」などに対して論理的な回答を出すことが難しくなります。 良いソースコードを作るための分析設計技法の代表格に「構造化」「オブジェクト指向」があります。これらは、相反する・新旧の技法などと言われることがありますが、決してそんな事はありません。それぞれ特徴があり、その特徴を使いこなすことができれば、様々な状況に対応できるエンジニアになることができます。

本講座では、「構造化」「オブジェクト指向」を同時に学んでもらう事で、より高度な分析設計力を習得して頂きます。片方だけの開催も可能ですが、両方同時をお勧めします。

対象者
  • コーディングの基礎を習得している方
  • 保守性の高いソフトウェアを設計したい方
  • グローバル変数に悩む方
  • 長い関数・巨大なファイル/クラスに悩む方
  • 再利用性高いソフトウェアを設計したい方
達成目標
  • 高凝集/疎結合なモジュールを設計できる
  • 構造化/オブジェクト指向を理解できている
  • 要求から実装までを追跡可能性ある設計ができる
オプション
  • 分析設計スキルマトリクス